現代では再現が不可能な超絶技巧の集大成と言えます
ロストテクノロジーの代名詞として名高き
有田焼の帯留ブランド『俊兼・トシカネ』

そんな『俊兼・トシカネ』の作例の中でも今作とは
窯焼きを５回以上も繰り返して生み出された

何方様の眼にも明らかなる超大作として
何かしらの博覧会への出品作で在ろう
と言う事が容易に窺い知れます

帯留のブランドが帯留以外の作品を謹作した
異例の超大作として後世に伝えて頂くに相応しい
空前絶後の特別作と成っております。

(時代)
昭和期

(寸法)
最大高さ(12.1cm)
最大横幅(12.1cm)
総重量　(681g)

近頃では当店の文章や画像をそのままコピーした
悪質な『模造店』が散見されますが
当店との関係は一切御座いません。

　
驚異的なる超絶技巧によって
記憶に残る造形美を魅せ付ける今作には
大袈裟では無く
生涯でも二度とは御眼に掛かる事は叶いません。

　
素地を二重の構造にし透かしを施した今作ですから
窯焼きの回数は少なくとも
５回～１０回は必要で在ったかと想われます。

　
今作に限りましては
日本一の超絶技巧作と言っても
何ら過言では御座いません。

　
(状態)
百年近くの経年を迎えた『古美術品』ですから
至極当然と言えます僅かな擦れ等は御座いますが
それ以外には特筆すべき傷みの無い
無疵完品レベルと成っております。

　
『俊兼』の在銘では無く
『錦寶陶』の銘が入れられている事から視ましても
今作とな間違い無く
何かしらの博覧会への出品作かと想われます。

ちなみに香を焚く際には
蓋を開けて焚くタイプの構造と成っております。

　
『俊兼・トシカネ』の代表作と言えます
『葡萄栗鼠』を極めて繊細に描き尽くした
究極の最高傑作品と成っておりますので
堅牢なる木箱に入れて発送させて頂きます。