古代の凄まじい覇気を放つ

素焼きの鬼の面です。

節分では

「鬼は～そと、福は～うち！」

と鬼は追い出されるような

イメージがある方も多いと思いますが

裏側には紐で吊るせる穴が開いており、

本来壁掛けの用途で

昔は古民家など般若の面など魔よけ

破邪の意味をもち、

柱などに飾られる風習がありました。

強靭な顎を持ち

今にも食い掛らんとする

その意匠は迫力に満ちており

運慶快慶の金剛力士像をも

彷彿とさせます。

何かしらの繋がり影響が感じられ

時代も平安～鎌倉にかけての

作の可能性もあり

当時の古代瓦の素材に酷似し

考古学資料としても貴重なお品で

今後の研究に期待できそうです。

裏面を見ると

当初からと思われるクラック

(ひび割れ)が無数に入っておりますが

強度は保たれており一つの味わいを

醸し出しています。

かなり補修が加えられていますが

当時の迫力ある造形も留めており

総じて良好です。

古い品ですので画像もご確認の上

ご検討ください。

★サイズ(約寸)

高さ22ｃｍ

幅13.5ｃｍ

奥行7ｃｍ

重量990ｇほど

※バトミントンの羽は

サイズ確認のサンプルです。

素敵な和のインテリアを演出してください♪